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インフルエンザの潜伏期間、出席停止期間は?薬剤師が解説します!

こんにちは。

 

くすりドクターです。

 

 

インフルエンザが流行っています。

 

学級閉鎖をしている学校も増えてきています。

 

当院の職員もインフルエンザに罹って休んでいる人も多いです。

 

そんな時に疑問に思う事があります。

 

インフルエンザの潜伏期間、出席停止期間は?

 

今回はそんな疑問に薬剤師が回答します!

 

 

インフルエンザの潜伏期間

 

インフルエンザウイルスの潜伏期間は、1~2日です。

 

非常に短いのが特徴です。

 

しかも、インフルエンザウイルスは発症する1日前から感染力があります。

 

この感染力は、発症後一週間程度まで持続します。特に発症してから3日目が感染力がピークに達すると考えられています。

 

インフルエンザウイルスが体内で増殖するスピードはすごい速いです。わずか1つのウイルスが24時間で100万個に増殖してしまいます。

 

このインフルエンザウイルスが数千万に達すると症状が出始めます。そして発症後3日目以降はウイルスが減っていきます。

 

その為インフルエンザの検査を受ける際は、発症後12時間から48時間程度で受けることが望ましいです。

 

 

インフルエンザの出席停止期間は?

 

 

「発熱後5日、かつ、解熱後2日」が出席停止期間です。

 

ただし、医師が病状を診て「感染の恐れがない」と判断した場合は、出席停止期間の条件を満たしていなくとも登校することが可能になります。「学校保健安全法施行規則」第十九条

 

 

まとめ

  1. インフルエンザウイルスの潜伏期間は、1~2日
  2. インフルエンザの出席停止期間は「発熱後5日、かつ、解熱後2日
 
 
各個人がインフルエンザの知識を持ち、インフルエンザに感染しない、させないということが大事です!