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【新しい薬局のかたち】オンライン服薬指導、診療報酬の算定へ⁉

こんにちは。

 

くすりドクターです。

 

m3を見ていると気になるニュースが目に飛び込んできました。

 

「オンライン服薬指導、診療報酬の算定へ」

 

え?

 

オンラインの服薬指導で診療報酬がとれるようになったんだ!

 

病院で働く薬剤師である私は、オンラインはあまり関心がなかった。

 

でも、同じ薬剤師として気になる。

 

記事を読んでみました。

 

 

遠隔服薬指導は
①離島・へき地に居住する者が対象。
②遠隔診療に基づく処方箋発行。
③対面での服薬指導ができない場合に限り、テレビ電話による服薬指導を実施

という条件で認められている。

 


遠隔医療とは、離島やへき地などで近くに薬局がなく対面での服薬指導ができない方々に対して、スマートフォンやパソコン等を用いて服薬指導を可能としたもの。

 

一番気になったところがここ。

厚生労働省は12月20日中医協総会で、薬機法改正で可能となるオンライン服薬指導について薬剤服⽤歴管理指導料または在宅患者訪問薬剤管理指導料の算定を可能とすることを提案。」

 

 

この記事を読んで、時代の流れと共に薬剤師の仕事もどんどん変わってきていると実感した。

 

オンライン薬局は患者に取ってはメリットが大きいと思う。

 

離島やへき地にお住いの方はわざわざ薬局まで行かなくて良くなる。

 

門前薬局は人で混む為時間がかかる。しかし、オンライン薬局を待ち時間がないと考えられる。

 

また、病院、家が近かいからという理由で薬局を選ぶのではなく、自分が気に入ったオンライン薬局で薬の説明をしてもらえる。

 

逆に薬剤師としては患者に来てもらう為に更にサービスを重視しなけらばならなくなる。

 

また、病院薬剤師にとってはオンライン服薬指導は有効活用ができないのか?

 

例えば、退院した患者、外来受診で抗がん剤を投与した患者の状況を確認する為に使用するなど患者にとって有益である。

 

これからも薬剤師の仕事が変化していくと考えさせられた記事であった。